つみたてNISAってなに?
円安危機だけど、損しないの?利益出てる?
つみたてNISAやってるけど、他の人はどんな感じ?
そこで、本記事では下記について紹介します。
- つみたてNISA運用実績(2022年4月)
- 「つみたてNISA×米国株」円安でも積立投資を続けるべき?
1.つみたてNISA運用実績【2022年4月】
2022年4月までのつみたてNISAの運用実績はこちらです。
- 累計投資額:1,260,988円
- 評価額:1,875,433
- 評価損益:+614.445円
- 評価損益率:+48.72%
私は楽天証券でeMAXIS SlimS&P500を毎月33,333円積立投資しています。
3年5ヵ月目は+614.445円と評価損益率+48.73%とプラスの結果でした。
一方、2022年3月の実績と比較してみると…
- 前月評価額:1,924,468円
- 前月比:-49,035円
- 前月比率:-2.45%

ちなみに、開始時からの資産変化はこちらです。
2021年12月末で評価損益率+57.17%でした。
2022年は、前年を下回っています。
私がつみたてNISAでeMAXIS SlimS&P500を選んでいる理由については、下の記事をご覧ください。
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【つみたてNISA】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天VTIどっちがいい?【楽天証券】
つみたてNISAの銘柄選びって何で決めているの? 楽天証券でおすすめの銘柄を教えて! eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天VTIって何が違うの? 私 ...
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過去3年間のつみたてNISA運用実績はこちら。
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【つみたてNISA】投資初心者の運用実績公開【3年間】
こんにちは。かえで(@kaedelog)です。 浪費家だった20代。貯蓄感覚で2018年11月からつみたてNISAを始めました。そして2021年11月現在、37ヵ月(約3年)経過しました ...
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4月の米国株大幅下落
2022年4月29日にS&P500指数は、前日比-3.6%まで下落しました(下落率は1年10か月以来の大きさ)
この下落理由として以下の理由があります。
- AmazonやAppleなどの超大型成長株が発表した決算内容が市場予想を下回った
- 物価・賃金の上昇で金融引き締めへの警戒感
- ウクライナ紛争・中国でのコロナによるロックダウン拡大懸念
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は米国の上位500銘柄に連動しています。
その組み入れ銘柄のうち、アマゾンとアップルは約10.5%を占めています(2022年3月31日時点)
アマゾンやアップル以外の大型株も下落した4月の米国株マーケットは低調となったようです。

また、「中国での新型コロナウイルスの感染拡大」や「ウクライナ紛争による世界景気の不安」からも、株売りにつながったと言われています。
2.「つみたてNISA×米国株」円安でも積立投資を続けるべき?
現在、急激に円安が続いています。
円安が進むことで、輸入コストの増加と原油をはじめとする原材料高騰は、企業や私たちの家計にダメージを与えています。

円安が続いてしまったら、私の資産はどうなるの?
円安で投資している資産はどうなる?
結論から言うと、
円安=外貨建ての資産価値は高くなる!
たとえば、下記のように仮定します。
- 1ドル=100円のときに、1万円を100ドルに両替する
- 100ドルの米国株を買う
- 買った米国株が全く値動きしなかったとして
1ドル=110円(円安)で売る ⇒ ドルを円に戻すと、1万1,000円になっている - 結果:1,000円の利益(為替差益)
※手数料は考慮しない
つまり、つみたてNISAなどで海外資産に投資している場合、円安が進めば資産は増えることになります。
今回、私の運用実績のように前月より評価額が下がっている場合は、為替差益を実感しにくいですね。
一方で、円高が起こった場合。
円高による為替差損が発生し、海外資産しか持っていない人は、資産が減ってしまいます。

為替ヘッジあり・なしを確認しよう
為替ヘッジ:為替変動の影響を抑える仕組み
為替差益:為替変動による利益
為替変動の影響 | 為替差益 | ヘッジコスト | |
為替ヘッジあり | なし | なし | あり |
為替ヘッジなし | あり | 円安時にあり | なし |
現在のような円安で、為替差益が得られるのは「為替ヘッジなし」の場合です。
自分が投資している商品がどちらなのか確認しましょう。
ちなみに私が投資しているeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は「為替ヘッジなし」です。
3.【結論】円安でもつみたてNISAは継続する
積立投資で大事なことは、継続して投資することです。
積立投資をやめてしまう理由
- 投資の評価損が気になる
- 相場が上昇した時に高値での買い付けになる
- 投資資金不足
相場の下落が続き、評価損があると積立をやめてしまう方がいます。
積立投資のメリットとして、価格が下がると安く・多く買えることです。
つみたてNISAのような長期投資では、値下がりすることは必ずしも悲しむことではありません。
逆に相場が上昇した時。
高値で買い付けることに抵抗があり、積立をやめてしまったり、全額売却してしまう方もいます。
つみたてNISAの非課税投資枠は年40万円までです。
一度投資信託を売却してしまうと、非課税投資枠は戻りません。
つみたてNISAは、利益が非課税になるメリットを活かすには継続が大切です。
ですが、生活費や投資資金が足りなくなった場合、積立を減額または一時休止することもできます。
状況が変わった時に、再び増額や再開することもできます。
以上、2022年4月のつみたてNISA運用実績でした。