2022年6月19日から楽天証券で楽天キャッシュ決済が可能に
2022年9月買付分から「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率が変更になります。

このポイント還元率低下の対策に、「楽天キャッシュ決済」への変更がおすすめです。
楽天証券では、6月19日(日)から投資信託の積立に、楽天キャッシュが使えるようになります。
本記事のポイントはこちら。
- 「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率の変更
- 楽天キャッシュ決済記念キャンペーン【最大1.0%還元】
- 投信積立「楽天キャッシュ決済」の変更方法
01.「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率の変更
投資信託購入時のポイント還元率が低下
2022年9月買付分から、「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率が変更になります。
2022年6月現在、楽天証券では楽天クレカを利用しした投資信託の積立購入で、購入額の1.0%のポイントが還元されています。
このポイント還元は、2022年9月以降、一部を除き*0.2%に引き下げられます。
*信託報酬のうち、楽天証券の代行手数料が年率0.4%以上の銘柄については、1.0%のポイント還元を受けられます。
しかし、つみたてNISAのように低コストの銘柄はポイント還元率が低くなります。
変更後もポイント還元を受けるには楽天キャッシュがおすすめ
投資信託の購入時のポイント還元率の低下は、楽天証券で取引を行っている人にとって大ダメージです。
今回の変更で、楽天証券から他社の証券会社への移管・他社の証券会社の開設を検討する方も多いと思います。
一方、楽天証券で継続して投資信託を積立したい方は、楽天キャッシュの活用をおすすめします。
投資信託の積立でポイント還元を受ける場合、「楽天カード決済」と「楽天キャッシュ決済」を使用する2つの方法があります。
①楽天カードで決済する
楽天カードで投資信託を積立する場合、銘柄によってポイント還元率が異なります。
- 2022年9月以降は、一部を除き0.2%にポイント還元率が引き下げ
- 信託報酬のうち、楽天証券の代行手数料が年率0.4%以上の銘柄については、1.0%のポイント還元を受けられる
ポイント還元率が変更になる銘柄については、下記リンクから確認してください。
②楽天キャッシュで決済する【おすすめ】
楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると、0.5%のポイント還元を受けることができます。
よって、楽天カード→楽天キャッシュ→楽天証券で投資信託の積立を行うことで、「楽天カード決済」よりポイント還元率は高くなります。
また、「楽天カード決済」では積立日の指定は毎月1日と8日のみですが、楽天キャッシュ決済では1日~28日の間で指定が可能です。
現行の「楽天カード決済」では、月50,000円の利用上限額があります。
今後は「楽天カード決済」と「楽天キャッシュ決済」を合わせれば、合計10万円までキャッシュレス決済が可能です。
楽天キャッシュ決済のメリット
- 楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると、0.5%のポイント還元
- 1日~28日の間で積立日の指定ができる
- 楽天カード決済+楽天キャッシュ決済で合計10万円までキャッシュレス決済が可能
また「楽天キャッシュ決済」では、2022年12月買付分まで更に0.5%のポイント還元キャンペーンが実施されます。

02.楽天キャッシュ決済記念キャンペーン【最大1.0%還元】
「楽天キャッシュ決済」では、2022年12月買付分まで、更に0.5%のポイント還元キャンペーンが実施されます。
前述した、楽天カードから楽天キャッシュのチャージ額に対する0.5%ポイント還元に加えて、投資信託の積立で楽天キャッシュ決済を利用すると、利用額の0.5%ポイントが還元されます。
よって、キャンペーン期間中は楽天キャッシュの利用で最大1.0%のポイント還元となります。

期間限定キャンペーンのポイント
- キャンペーン期間は、2022年8月買付分~12月買付分まで
- 楽天カードから楽天キャッシュにチャージ+楽天キャッシュ決済で1.0%ポイント還元
キャンペーン終了後は0.5%ポイント還元
楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーンは、2022年12月買付分までです。
現状の制度では、2023年1月買付分からは、「楽天キャッシュ決済」で0.5%ポイント還元になります。
「楽天カード決済」よりは還元率が高いので、楽天証券で投資信託の積立をする場合は、「楽天キャッシュ決済」がお得です。
03.投信積立「楽天キャッシュ決済」の変更方法
「楽天クレジットカード決済」から「楽天キャッシュ決済」に変更する方法
注意
2022年6月19日(金)から変更可能
楽天キャッシュ決済への変更方法
- 楽天証券ホーム画面から【メニュー】を選択
- 【投資信託】または【NISA・つみたてNISA】または【らくらく投資】を選択
- 【積立設定】を選択
- 【楽天キャッシュへ引落方法を変える】を選択
- 楽天キャッシュに変更したい積立設定を選択
以上で積立設定は完了です。
楽天キャッシュ決済では、積立日を1日~28日の間で設定できます。
積立指定日を変更する場合は、「楽天キャッシュ決済」へ変更したあとに、積立設定の変更をしてください。
また、楽天キャッシュ積立設定の可能額は上限50,000円です。
上限額の50,000円を超えている場合は、「楽天キャッシュ決済」へ変更できないので、注意が必要です。
注意点
- 積立指定日を変更する:引落方法を変更後に、楽天キャッシュの積立設定の「変更」ボタンから変更する
- 楽天キャッシュ積立設定可能額:上限50,000円
上限額50,000円を超えている場合は「楽天キャッシュへ引落方法を変える」ボタンは表示されない - つみたてNISAの楽天キャッシュの利用上限:毎月33,333円
ボーナス設定は不可 増額設定の引落方法は証券口座からとなる
楽天キャッシュへの引落方法の変更締切は毎月12日
「楽天キャッシュ決済」では、毎月12日までの積立設定で、翌月の積立注文が行われます。
12日締切を過ぎて設定した場合、積立注文は翌々月から楽天キャッシュでの積立になります。
※翌月は楽天クレジットカード決済
2022年6月19日(日)から楽天キャッシュ決済へ変更可能
2022年6月19日(日)から「楽天キャッシュ決済」へ変更可能ですが、7月12日までに変更した場合、8月買付分から楽天キャッシュ返済に変更になります。
その場合も、期間限定キャンペーンの適用で、最大1.0%のポイント還元が受けられます。
※楽天カードから楽天キャッシュにチャージ(0.5%還元)+楽天キャッシュ決済(0.5%還元)
「楽天カードクレジット決済」のポイント還元率が変更になるのは、9月買付分からです。
2022年9月の買付分から変更を反映したい場合は、2022年7月13日(水)~8月12日(金)の間に設定の変更をしてください。
ポイント
- 「楽天キャッシュ決済」の積立変更締切は毎月12日まで
- 12日締切を過ぎて設定した場合、楽天キャッシュでの積立注文は翌々月から
- 2022年9月の買付分から変更を反映したい場合は、2022年7月13日(水)~8月12日(金)の間に設定を変更する
04.まとめ
さいごに本記事のまとめです。
- 2022年9月からポイント還元率が変更になる
- 2022年6月19日(日)から楽天キャッシュでの投資信託の積立が可能
- 楽天キャッシュへの変更は8月12日までに
- 2022年12月までは楽天キャッシュ決済+キャンペーンで1.0%ポイント還元
楽天証券のポイント還元率低下は、楽天キャッシュで乗り切りましょう。