賃貸契約時の初期費用とは?
初期費用とは
賃貸住宅への入居時にかかる費用.
月々の家賃以外に、敷金・礼金等の入居時に支払う費用.

私は一人暮らし歴10年以上です。引っ越しは4‐5回経験し、その間1年程実家にも住みました。新生活を始める時に不安なことの一つ、お金の問題。
特に入居時に支払う初期費用は高額です。地域・管理会社(不動産会社)によって差はありますが、どの程度のお金が必要か心配ですよね。
そこで今回は、私が実際に支払った初期費用の内訳を紹介します。
初期費用の内訳
前家賃
入居する月の家賃を前払いで支払う.
例)12月1日契約する場合、翌月1月分の家賃を支払う.
日割り家賃
月の途中から入居する場合、その月の家賃を日割りで支払う.
例)12月15日契約する場合、15日~31日の家賃を支払う.
管理費・共益費
賃貸物件の共有部分の管理運営するための費用.
仲介手数料
賃貸物件の仲介を行う不動産会社に対して支払う費用.
駐車料
駐車場使用時に支払う費用.
町内会費
町内会に加入する際に支払う費用.
敷金
賃貸の契約終了時、退去する際に原状回復費用を入居時に支払う.
礼金
賃貸物件の大家さんに支払う費用.
保証会社手数料
連帯保証人がいない場合または大家さん・不動産会社が求める場合、賃貸物件によって契約時に家賃保証会社への加入が必要.補償会社へ支払う手数料.
火災保険
賃貸物件が火災の被害に遭った時の損害を補償する費用.火災以外にも自身・水害・盗難等の補償を含むものもある.
鍵交換費用
入居時に新しい鍵に交換する費用.
私が支払った初期費用の内訳
- 前家賃・・・・・・・43,000
- 日割り家賃・・・・・ 9,800
- 管理・共益費・・・・ 2,500
- 駐車料・・・・・・・・・ 0
- 町内会費・・・・・ ・・・0
- 敷金・・・・・・・・43,000
- 礼金・・・・・・・・・・ 0
- 火災保険・・・・・・15,000
- 仲介料・・・・・・・47,300
- 保証会社手数料・・・36,000
- 鍵交換料・・・・・・10,000
合計:206,600
初期費用の相場は「家賃の4~6ヵ月分」と言われています。
私は合計約20万円を契約時に支払いました。これは家賃の約4.6か月分です。
賃貸契約時の初期費用以外に、引っ越し費用、家具・家電の購入、その月の生活費等もかかります(今後、別記事で紹介します)

では、少しでも節約できる方法はないのでしょうか。
初期費用の節約方法
私は賃貸契約時、不動産会社と交渉しませんでした。よって、不動産会社が提示する金額を支払いました。
しかし、初期費用は選ぶ物件と交渉次第で減額できる可能性があります。
1.家賃の交渉
家賃は基本的に大家さんが決めるものです。大家さんとの交渉次第では、家賃を値下げしてもらうことも可能です。
家賃を値下げできる可能性がある物件は、立地が悪い・空室が多い等、入居者が集まらない物件では、家賃交渉しやすいと言われています。
2.フリーレント物件、敷金・礼金ゼロ、仲介手数料ゼロ物件を選ぶ
フリーレント物件とは、入居後の一定期間は家賃が無料になる契約です。
敷金ゼロ物件は、退去時に必要な原状回復費用を事前に支払わず、退去時に支払うことが可能です。退去時に費用はかかりますが、初期費用を抑えることができます。
礼金・仲介手数料は、大家さん・不動産会社にお礼として支払う費用です。退去時に返金されないので、ゼロ物件は魅力的ですね。
3.個人で火災保険に加入する ※おすすめ
一般的に、賃貸契約する際、不動産会社から火災保険のプランを提示されます。保険料は2年契約で1~2万円が相場となっています(私は不動産会社が提示する火災保険に加入しました)
個人で火災保険に加入すれば、2年で1万円程度に火災保険料を節約できます。ただし、契約前に不動産会社に問い合わせが必要です。
私の場合、火災保険は2年契約です。次回更新時は自分で選んだ火災保険に加入する予定です。
4.鍵交換費用
入居時に新しい鍵に交換しない場合、費用はかかりません。しかし、前の住民が使用していた鍵のため、防犯上不安があります。個人的には、おすすめできません…
「連帯保証人」と「保証会社」の両方が必要?
私の場合、保証会社手数料が3万6000円と高額です。これを節約できれば初期費用の大幅減額を狙えますが…そもそも私は連帯保証人を立てているにも関わらず、保証会社手数料を支払っています。

結論から言うと、契約条件に義務付けられている場合は、加入しなければなりません.
「保証会社」と「連帯保証人」の役割
万が一、入居者が家賃を滞納した場合、「保証会社」が家賃を立て替えて大家さんに支払います。
一方、「連帯保証人」も保証会社と同様に、入居者が家賃を滞納した際、立て替えて支払う必要があります。
「連帯保証人」は金銭面の保証に加え、金銭以外の問題に対しても責任を負うことになります。例えば、住居時の騒音問題に対し、入居者に注意しても改善されない場合、連帯保証人に連絡するケースがあります。
以前は連帯保証人を立てれない入居希望者のために、保証会社が利用されていましたが、近年は保証会社の利用を必須としている賃貸物件が増加しています。
大家さんにとって、確実に家賃回収ができる・滞納リスクを軽減できる点から、保証会社の利用を義務付ける場合があります(私の場合もこの理由でした)
では、自分で保証会社を選ぶことはできるのか。不動産会社に問い合わせが必要ですが、一般的に不動産会社と契約している保証会社を指定されます。
その場合、保証会社手数料の節約は難しいでしょう。
初期費用で慌てないために
契約前に初期費用の見積もりを依頼する
初期費用というと、敷金・礼金を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、火災保険料や保証会社手数料等の別途費用は高額です。
契約時に慌てないように、事前に見積もりを出してもらうことをおすすめします。
複数の不動産会社の見積もりを比較する
また、1つの物件に対し、複数の不動産会社が仲介している場合があります。それぞれの不動産会社で必要な初期費用を比較し、より安い会社を選びましょう。
初期費用の支払いはクレジットカード払いや分割払いを選択できる場合もあります(私が利用した不動産会社は一括現金支払いでした)
支払い方法を選べる場合は、支払期間に余裕がもてます。
さいごに
新生活・一人暮らしにかかる初期費用は、賃貸契約時の初期費用以外に、家具・家電の購入、その月の生活費等が必要です。

初期費用を少しでも抑えたい方、ぜひ参考にしてください。
ーfinー