家計管理

【初心者】家計管理方法 step.1ー現状把握ー【独身・一人暮らし】

2021-11-13

家計管理方法step.1

独身一人暮らし向け 家計管理方法 step.1ー現状把握ー

毎月生活がカツカツ。将来が不安。もっと貯金がしたい。資産運用をしたい。
では、なにから始めたらいいの?

まずは「現状把握」です。

  • 収入はいくら?
  • 支出はいくら?
  • 資産はいくら?

まずは今の自分が、いくら何に使って何が足りないのか、何にお金を使いすぎているのか、現状把握しましょう。

 

家計の基本

家計の基本

家計は「収入」「固定費」「変動費(生活費)」「特別費」「貯蓄」の5項目に分けて考えます。
この5項目の中でどの項目が家計に負担を与えているのか、バランスを崩しているのか判断する必要があります。

 

収入編

家計管理というと、まずは支出を見直すと思いがちです。

しかし、どんなに節約し、支出に問題がない場合は「収入」に原因があることも考えられます。
また、自分が年間いくらの収入があるか把握していますか?
正直、私は最初は月収は答えられても、正確な年収は答えられませんでした。

お金がない・家計が厳しいということは、収入以上の支出があるのが現状です。
月収だけではなく、年収の把握をしましょう。

 

固定費編

家計の「固定費」とは、毎月支払う事が決まっている支出のことです。
家計における固定費の割合は非常に高いです。

お小遣いや食費等の細かい節約より、まずは月収と固定費のバランスを検討する方が重要です。
また、固定費を「毎月の固定費」「年払いの固定費」に分けると年間に必要な固定費を把握できます。

毎月の固定費

私の場合、以下を毎月の固定費項目とします。

例)独身・一人暮らしの毎月固定費

  • 住居費:家賃
  • 光熱費:水道・電気・ガス
  • 通信費:携帯代・ネット環境
  • 医療保険
  • 自動車保険
  • 駐車場代
  • 負 債:奨学金返済

年払いの固定費

例えば支払いが年2回、自動車税、ボーナスで一括払いにしている等、毎月ではないけれど、必ず支払う必要があるものです。

例)独身・一人暮らしの年払い固定費

  • 自動車税:年1回
  • 資格の年会費:年1回
  • 車 検:2年に1度
  • 賃貸更新料:2年に1度

 

変動費(生活費)編

毎月の変動費(生活費)は月によって支払う金額が変わる支出です。
この変動費を把握することが1番難しいと思います。

しかし、この変動費は「自分が努力すればコントロールできる支出」です。
固定費を見直して、さらに家計を見直すにはこの変動費を重点的に見直す必要があります。

まずは1ヵ月何にお金を使っているのか、把握しましょう。

私の場合、以下を変動費(生活費)とします。

ちなみに、私はずぼらな性格です。
細かく項目を作ると「これば何費かな?」と迷ってしまい面倒になってしまいます。そのため、大まかな項目になっています。
自分が分かりやすい項目を作ることが正解だと思います。

例)独身・一人暮らしの変動費

  • 食 費:外食費・酒代・お菓子含む
  • 日用品:台所用品・洗面用品等の日用品
  • 衣 服:洋服・下着・靴・クリーニング代・アクセサリー等
  • 美 容:理髪・化粧品・スキンケア用品・エステ等
  • 交際費:飲み会代・プレゼント・慶弔・おもてなし
  • 趣味・レジャー:映画・書籍代・インテリア・趣味に関するもの
  • ガソリン:ガソリン代・灯油代
  • 医療費:医療費・薬等
  • 雑 費:その他

外食費は食費に入れているけど、飲み会代は交際費に入れています。
これは私も悩みました。お酒を飲まない食事(ランチやカフェ等)と友達や会社の付き合いによる飲み会代は、金額に差があると思います。
自分が月にどの程度飲み会にお金を使っているか把握するために、交際費としました。そして、友達や家族との外食(お茶も含む)は食費にしました。

食費や日用品、ガソリン代、医療費以外は私が好きに使えるお金=お小遣いと考え、お小遣い項目は除外しました。

 

特別費編

特別費とは年間で比較的高額になりやすい、または予想外の支出(冠婚葬祭等)です。

私の場合、以下を特別費とします。

例)独身・一人暮らしの特別費

  • 旅 行
  • 家具・家電の買い替え
  • 誕生日・父母の日プレゼント
  • お年玉(両親や親戚)
  • お祝い(結婚祝い等)
  • 自動車税:年1回
  • 資格の年会費:年1回
  • 車 検:2年に1度
  • 賃貸更新料:2年に1度

節約・貯金していたって、旅行はしたいし、自分や大切な人に特別なプレゼントをしたいじゃないですか!
しかし、この特別費の支出を増やしてしまうと貯金を切り崩したり、家計管理が予定通りならない原因になります。

まさに私です。特別費をあてにして使いすぎると、結局貯金を切り崩すことになります。
あらかじめ必要なお金を用意する・積み立てておくことで、お金の使いすぎを防ぐことができます。

誕生日やクリスマス、父母の日のプレゼント代は、毎月の交際費で賄えない分を特別費から計上します。
また、私の場合、年払いの固定費を特別費から算出するように計画しています。
理由は、年間支払う金額が決まっているので、家計管理項目をシンプルにするために特別費に入れました。
年払いの固定費を固定費として形状した場合は、特別費から除外するようにしてください。

 

貯蓄編

家計管理初心者の私の場合は
家計の収入-固定費・変動費(生活費)-特別費=貯蓄になります。

収入から貯蓄を引き、残った金額で生活することが、理想的ですが…
今まで赤字家計だったのに、いきなり少ない金額で生活しようとしても、挫折したり続かない場合があります(はい。私です。)

まずは自分の収入内で支出をコントロールすることを目標にしています。

私の場合、以下を貯蓄とします。

例)独身・一人暮らしの貯蓄

  • 現金
  • 余り貯金(収入-支出)
  • つみたてNISA
  • iDeCo
  • ビットコイン

投資を貯蓄とするかは、意見が分かれる部分です。
投資はリスクが伴います。元本が保障されておらず、増えることも減ることもあります。投資を100%貯蓄としてしまうと、元本を割り込んだ際に貯蓄額が合わなくなります。そのような混乱を防ぐために、投資は支出として管理する考えもあります。

私の場合、シンプルかつ自分が分かりやすい家計管理にしたい、毎月投資に回す金額が決まっているので、投資を貯蓄に入れました。
なおかつ、貯蓄を投資と現金に分けて把握しています。
今後、毎月の支出をコントロールできるようになり、現金や投資金額を増やすことが目標です。

今後、この家計管理方法で必要があれば再検討しようと思います。

 

さいごに

  • 家計は「収入」「固定費」「変動費(生活費)」「特別費」「貯蓄」の5項目に分ける。
  • 自分の家計でどの項目が問題か、全体のバランスを把握・見直す。

私は家計管理初心者です。家計方法を調べる中で、自分に合った方法を考えました。
生意気ですが、誰かの参考になればと思います。

ーfinー

 

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